階段見学

設計した 桜が間近に見える家 の現場監督さんと一緒に、以前設計した狛江の住宅の階段を見学しました。

玄関ホールとの仕切りに、薄壁を設置して領域を分ける役目と、小さな子どもの昇り降りの際や、物の落下防止も兼ねています。

この薄壁、総厚みが41mmで造られています。設計時には、おおよそこれで造れるだろう、と、模型等で検討しましたが、現場に入って、大工さんたちとどう造るか一所懸命考案し、軸組にイーニッサンの平使いでも井桁に組んでがっちりとさせ、その両面を厚み5.5のシナベニヤで挟み込む、というやり方で造ったものです。

大人が力強く揺すっても、多少のブレは生じるものの、ほとんど動かないな、という印象を持つことができ、安心して昇り降りが可能になります。以前造ったものも参照しながら、じっくりと良い住宅を造っていきたいですね。

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