Raising the framework. 設計した久我山の住宅が上棟しました。基礎のコンクリートを打ち、その上に、木材の土台を大工さんが敷いて、その上に一気に組み上げる様は圧巻です。
作り手さんたちの息の合った動き、熟練された数々の技により、実際に住む家の構造体が次々に組み上げられていきます。
鳶さんや、大工さん、言葉では中々表せられませんが、一言で言えば本当に、すごい、の一言です。図面を読み込み、人の動きを読み込み、木材のくせを見ながら、その組み方を考えながら、一本一本組み立てていきます。
建築は、ほとんど全てが人の手によって、材料が持ち上げられ、その材と材が結ばれ、留められ、作られていきます。造り手さんあっての建築です。上棟は、そう強く思わせてくれる瞬間ですね。だからこそ、その大工さんたちに気持ち良く造っていただくために、心を込めて空間をデザインし、図面を描いていきたいと思っています。これからの現場対応にも、力を入れて取り組んでいきたいと思います。

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