樹木の緑がもたらしてくれるもの Greenery is essential for all things.

Greenery are essential for all things. 写真は井の頭公園(東京都三鷹市、武蔵野市)の中に入り、樹々の下の地表を覆う下草に目を向けたものです。トップの画像も同じ場所で、空を見上げたものです。
外気温は30度超え。日差しがとても暑い、というか皮膚に刺さるような感じ、痛いです。でも、一歩公園内に入ると、嘘のように涼しいんです。ほんとです。風も樹々についた葉が送ってくれます。樹々による影は、涼をもたらしてくれます。

たとえ、建築物が立ち並ぶ場所であったとしても、ここまでの樹々ではなくても、木があれば、それは木陰を作ってくれ、風を送ってくれ、地面にはその根で水を蓄えてくれます。
樹々は、様々な恩恵をもたらせてくれると思うのです。

確かに木は湿ったり、土が必ずついてくるので、泥のようなものがついたりと、不便さや扱いづらさみたいなものを感じることもあるかもしれません。が、その不便さや、少々の扱いづらさみたいなものから、大きな大きな恩恵を受けたり、学んだり、気づいたりすることがかなりあるんじゃないかと思わずにはいられないのです。

現在、はっきり言って異常気象とも言える現象が次々と起こっています。歯止めはかけられないのでしょうか?もう地球は限界なのでしょうか?便利なものごとに慣れすぎてしまい、わがままになっている私たち人間は、恐れずに言えば、もう一度不便さに立ち返ることも必要なのではないかとは思うのですが、たとえそれができなかったとしても本当に少しずつ、少しずつ、自分たちを育ててくれている地球に恩返しをしないといけません。

井の頭公園内の蝉の鳴き声です。

最後に、上の動画は、井の頭公園内に響く、蝉の鳴き声です。暑さもより倍増したりする感覚にもとらわれますが、それでも、様々な生命がそこにいる、身近にいるんだ、ということを気づかせてくれます。建築やデザインができることは何があるのか、ひたすら考え続けなければいけません。

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